サラリーマンの住宅ローン控除を調べてみた!
サラリーマンの住宅ローン控除とは?
住宅ローン控除とは、新築住宅購入、築20年以内の一戸建て住宅の購入(マンション等の耐火建築物は25年以内)
増改築等する際に返済期間が10年以上の住宅ローンを組んでいたら、一定期間にわたってローン残高に応じた金額が所得税から還付されるというもので、控除を受けるには確定申告をする必要がある。
※その他、細かい要件はあるが大体はあてはまるっぽい
控除期間:以前は10年間だったが、令和元年10月1日~令和2年12月末までの間に入居した場合には、控除期間が13年と長い。
住宅ローン控除の額
<当初10年間>
借入金額の年末残高4000万円を上限に、その1%の400万円(上限)が控除される。
<11年目以降13年目まで>
下記①②のいずれか少ない方の金額が控除額となる
①住宅ローン残高または、
住宅の取得対価(上限4000万円)のうち、
いずれか少ない方の金額の1%
②建物の取得価格(上限4000万円)の2%÷3
さらに所得税だけで控除できなかった分は翌年の住民税で控除してくれる!
(例)住宅ローン控除可能額が30万円で、前年の所得税額が25万円だった場合、差し引き5万円が翌年度の住民税から控除されます。
しかも手続き不要!
めんどくさがり屋さんには吉報
※上限※
前年の課税所得×7%で13万6500円以内
翌年度の住民税は、自動的に減額されて給料から徴収されますが、減額された住民税額になります。

サラリーマンは初回だけ確定申告が必要
サラリーマンは1年目に確定申告したら、2年目以降は勤務先の年末調整で住宅ローン控除を受けることができ、必要書類は、税務署から送られてくる
「申告書兼控除証明書」
と金融機関から送られてくる
「住宅ローンの年末残高証明書」
だけで簡単にできます。